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トミヨシ音楽教室 - shoya

About トミヨシ音楽教室 - shoya

13歳でギターを弾き始める。 バンドやユニット活動をメインにレコーディングやライブサポート、作編曲を行うフリーのギタリストとして活動中(Guitar play:Electric-Acoustic-Gut)

なぜリアピックアップにはトーンが効かないのか。ストラトキャスターの不思議

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アメリカのFender(フェンダー)社が1954年に開発・発売したStratocaster(ストラトキャスター)は約60年たった今も基本スペックは変わることなく製造されているギターです。Gibson(ギブソン)のLes Paul(レスポール)と並び現在まで定番の2大巨頭です。そんなStratocaster(ストラトキャスター)ですがピクアップは3つでコントロールも1ヴォリューム、2トーンの3ノブコントロール仕様。ピックアップは3つあるのにトーンは2つしかありません。しかも効くのはフロントとセンターのみ。なぜその様な仕様になったのでしょうか。その不思議と現在までの進化をご紹介しようと思います。

 

 

1950年代、Stratocaster(ストラトキャスター)を開発したレオ・フェンダーやフレディ・タバレスはカントリーミュージックシーンをターゲットにしていました。そのためフロントとセンターにはトーンを配置しリアはキンキンのサウンドを得る目的があったと思われます。また、今では当たり前になった5wayスイッチを使ったハーフトーンですが初期のStratocaster(ストラトキャスター)は3wayスイッチだった為、ハーフトーンサウンドは出すことができませんでした。そのサウンドのよさにたまたま気づいた一部のプレイヤーがテープなどでスイッチを固定し使用していたのが徐々に広まっていき正式に5wayのスイッチが採用されることになりました。スイッチにしろトーンに先に発売されていたTelecaster(テレキャスター)の流れを組んでいたと思われます。

 

 

アンプで歪ませることが当たり前になり、リアにトーンが効くように改造するプレイヤーも増えてきましたが、筆者が個人的に一番魅力を感じ自身のストラトにリアトーンの改造を施すきっかけを作ったギタリストがエリックジョンソンです。正にこの映像を見た瞬間に綺麗なクリーントーンとクリーミーなリードトーンにやられてしまいました。

 

 

時代の流れとともに大音量かと歪み量が求められそれに伴いStratocaster(ストラトキャスター)にも様々な改造がされるようになりました。シングルコイルはハムバッカーよりノイズが出やすいためその対策でレースセンサーピックアップが取り付けられたり、シングルサイズのハムバッカーの登場、位相を変えて独特のサウンドを得るフェイズアウト、0フレットなどなど。

 

 

筆者個人のStratocaster(ストラトキャスター)はマスターヴォリューム、フロント+センター共通トーン、リアトーンの改造になっており、リアトーンノブはプッシュプルタイプに改装、つまりセレクターがどの位置にあってもフロントがONになるようになっています。その為フロント+リハのハーフトーンで擬似Telecaster(テレキャスター)サウンド。さらには3つすべてのピックアップを鳴らすこともできます。

 

ありそうでなかった新発想機材BOSS MS-3の魅力

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楽器メーカーとして有名なBOSSから今年発表された新製品が注目を浴びています。その名はMS-3。一見するとよくあるスイッチャーの様ですがスイッチャーとマルチエフェクターが合わさったマルチエフェクト・スイッチャーであり、このサイズでは今まで有りそうでなかった新発想機材です。

 

 

 

●FX1/FX2:COMPRESSOR(8タイプ),LIMITER(3タイプ),T.WAH,BASS T.WAH,AUTO WAH,WAH(6タイプ),BASS WAH(6タイプ),OD/DS(21タイプ),BASS OD/DS(6タイプ),BASS OD/DS(6タイプ),GRAPHIC EQ,PARA.EQ,AC.GUITAR SIMULATOR,DEFRETTER,SITAR SIM,SLOW GEAR,BASS SLOW GEAR,OCTAVE,BASS OCTAVE,PITCH SHIFTER,BASS PITCH SHIFTER,HARMONIST,BASS HARMONIST,OVERTONE,PEDAL BEND,BASS PEDAL BEND,SOUND HOLD,S-BEND,BASS S-BEND,WARP,FEEDBACKER,SUB DELAY(2タイプ)●MOD1/MOD2:CHORUS,2×2 CHORUS,PHASER(4タイプ),FLANGER,BASS FLANGER,TREMOLO,PAN(2タイプ),ROTARY,UNI-V,SLICER,VIBRATO,RING MOD●DELAY(11タイプ)●REVERB(8タイプ)●NOISE SUPPRESSOR
この全てのエフェクトを好きな位置、好きな順番に配置することができ、50バンク×4プリセット(200プリセット)の音色保存が可能です。

 

 

マルチエフェクターは一台で様々なことが出来る便利な機材ですが歪みがいまいち納得いかないということで避けてきた方も多いと思います。そんな中BOSS MS-3には3つのループが付いているので好みの歪みをルーティングし、MS-3の内臓エフェクトと組み合わせた音作りが可能になりました。またここ10年で、フロア型のマルチディレイやマルチモジュレーションが当たり前になってきました。その個体でしか出せない音などもあるでしょう。その場合はMS-3のアウトプットからマルチディレイやマルチモジュレーションに接続、MS-3とマルチディレイやマルチモジュレーションをMIDI接続することで今まで使ってきた音色+MS-3での一括制御が可能になります。

 

 

BOSS MS-3には専用のフットスイッチやフットペダルを2つまで接続することが出来るので瞬時に好きなエフェクトのON/OFFやワウ、ピッチシフト、ディレイタイムの操作、ヴォリュームペダル等を割り当てることができます。しかもプリセット毎に割り当てが可能なのでもしスペースが許すのであれば使用してみることをお勧めします。

 

 

BOSS MS-3にはパソコンで編集できる専用ソフトが用意されています。保存されている設定を保存しておけたりパソコン上でMS-3本体の設定を変えることができます。また、ライブや現場毎のライブラリを保存しておくこともできるのでデータの移行も容易に行うことができます。

 

ハンダいらずのソルダーレスケーブル

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誰しもがラックエフェクターやアンプを持ち運んでいた時代と変わり、現在はエフェクターのめざましい進化とともに機材の省スペース化が進んでいます。足元にエフェクターをズラリと並べているプレイヤーも少なくないでしょう。みなさんは足元のボードにどんなパッチケーブルをお使いですか?CAJ(カスタムオーディオジャパン)やProvidence(プロビデンス)、好みのプラグとケーブルを買ってきてハンダを使って自作したパッチケーブル。そんな中ここ数年で増えてきたのがハンダ不要のパッチケーブル、ソルダーレスケーブルです。そのメリットは何と言ってもドライバーとニッパーがあれば1分ほどでパッチケーブルが作れてしまう事でしょう。今回はそんなソルダーレスケーブルをご紹介したいと思います。

 

 

ラック全盛期からコンパクトエフェクターをメインとしたシステムが流行りだし、限られたスペースに機材を収納するのに力を発揮したのがGeorge L’S(ジョージエルス)のソルダーレスケーブルでした。ケーブルを必要な長さに切り小さい専用プラグに差し込み手で締め込むだけで完成するという手軽さからソルダーレスケーブルといえば長年George L’S(ジョージエルス)でした。勿論音が悪いというわけではなく音にうるさいエリックジョンソンなども気に入って使っていました。

 

 

手で締め込むだけのGeorge L’S(ジョージエルス)のソルダーレスケーブルは移動が重なったり抜き差しが増えると接点不良が起きる事がありまだまだ一般的ではありませんでした。アメリカで開発されたものだったので日本人の力では十分な締め込みができない事があったようです。その辺の問題点を解決させつつケーブルも柔らかいものにし作りやすいソルダーレスケーブルをFREE THE TONE(フリーザトーン)が発売しました。基本の作りはGeorge L’S(ジョージエルス)と同じですがネジを1本使うことでツアーにも耐えうる安定度を誇るパッチケーブルを完成させたのです。FREE THE TONE(フリーザトーン)はドームやアリーナクラスのアーティストのシステムを組んでいることもあり瞬く間に一般化しました。

 

 

自社製エフェクターやケーブルの販売、輸入代理店、昨今は自社製ギターも製作するProvidence(プロビデンス)からもソルダーレスケーブルは発売されています。 スイッチャーといえばProvidence(プロビデンス)かCAJ(カスタムオーディオジャパン)という時代があった程なのでケーブルにも強いこだわりを持つメーカーですがProvidence(プロビデンス)のソルダーレスケーブルの特徴はネジ2本を使いV字にケーブルを締め込むことでトラブルを最大限防ぐ設計になっています。勿論プラグ本体にも独自のこだわりを持って製作されています。

 

 

上記にあげたブランド以外にもMONTREUX(モントルー)、ONE CONTROL(ワンコントロール)、Ibanez(アイバニーズ)、日の出光機製作所などなど沢山のメーカーからソルダーレスケーブルは発売されています。色々なメーカーから自分にあったソルダーレスケーブルを見つけるのもいいのではないでしょうか。

 

Elixir弦て何?長寿命を誇るコーティング弦

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楽器屋さんに行くと沢山のメーカーからギターの弦が発売されています。同じメーカーでも太さ違いや素材違い、弦の巻き方で音程や触り心があるので好みに合ったものを探すのはとても難しいでしょう。チューニングを下げるダウンチューニングや7弦ギターなども一般化してきたので更に種類は増えています。そんな中、1995年にアメリカで創業したメーカーElixir Stlingsをご紹介したいとお思います。

 

 

皆さんが弦を交換するタイミングはいつでしょうか?ライブ毎、弦が錆びたら、弦が切れたらなどタイミングは人それぞれかと思いますが一般的な弦の寿命は1週間〜1ヶ月(音質低下や弦の錆び)と言われています。今回ご紹介するElixir(エリクサー)弦はなんと他社の3〜5倍の寿命を誇ると言われています。

 

 

Elixir(エリクサー)の弦が他社と違いなぜ長寿命を実現できるのか。その理由がElixir(エリクサー)独自のコーティング技術にあります。完成した弦にElixir独自の技術を施す事でコーティングされたコーティング弦は表面だけでなく、巻弦の隙間に入り込むゴミや汗を防いでくれことにより音質劣化やサビから弦を守ってくれます。通常弦ではすぐに錆びてしまうような手汗をかきやすいギタリストにとっては正に最適な弦といえるでしょう。勿論コーティングされたから音が悪いというわけではなく世界中のギタリストやメーカーからも支持されコーティング弦といえばElixirと言われるほどになっています。

 

 

Elixir(エリクサー)のエレキギター用弦セットには「POLYWEB」と「NANOWEB」、そして2017年3月に発売されたばかりの「OPTIWEB」の3種類のタイプがあります。どのラインナップもコーティングが施されており長寿命は変わりませんが音色と感触が変わってきます。「POLYWEB」は3種類の中では1番暖かみがありなめらかな触り心地。「NANOWEB」はもう少しナチュラルな音色で自然なタッチを求めるユーザーの為に発売されました。「OPTIWEB」は筆者もまだ使用した事がありませんが更にノンコーティングに近いニュアンスになっているようです。

 

 

エレキギターのプレイヤーに限らずElixir(エリクサー)はアコースティックギターやベースプレイヤーにも高い支持を得ています。エレキ同様ゲージや素材もプレーヤーの要望に合わせ沢山のラインナップが揃っています。筆者はエレキは勿論アコースティックギターにもElixir(エリクサー)を使用していますが何よりもタッチノイズが他社の弦より圧倒的に少ない為、ライブの時には重要なポイントになっています。

 

 

ノンコーティング弦に比べElixir(エリクサー)のコーティング弦は1.5〜2倍程の値段がしますが寿命を考えればとても経済的と言えるかと思います。また普段は使用頻度の低いギターなどに張っておくのもいいのではないでしょうか。

ギターを買う時に一緒に揃えておきたいアイテム

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ギターを購入しようとした時に、ネットやお店で探してみると予想以上に色々なギターがあり、形が同じでも数万円から数十万円、数百万円の物が並んでいます。自分もその中からコレだという1本を手にいれアンプから音を出した時の感動は今でも忘れません。もう無敵のロックスター状態でコードも何もわからないのにただただギターをかき鳴らしていた記憶があります。今回はギター(エレキの方はアンプは必須です)を買う時に一緒に揃えておくと便利な筆者おすすめアイテムを紹介したいと思います。

 

 

ギターは常に同じ音程を出してくれるわけではなくギターを弾く前には必ず各弦の音程を、決められた高さに合わせます。その時に役立つのがチューナーです。定番は足元に置くタイプのチューナーです。ギターからシールド(ケーブル)でチューナーに繋ぎ使用します。視認性が高くギターの生音が聴こえないライブなどでも安心してチューニングをすることができます。

 

次に紹介するのはここ10年位で一気に出てきたクリップチューナーです。クリップの場合、ギターのヘッドに挟んでチューニングをするためシールドが不要となり、手軽でアコギや管楽器などでも使用できます。

 

 

エレキギター(エレアコも含む)の場合シールドがなければアンプに繋げないので音が出ません。
先述したチューナーと繋ぐのにも必要です。
種類が豊富なのとシールド1本でも音が変わるのでコレ!というのは難しいのですが1000円以上のものでしたらとりあえず安心かと思います。

 

カポとはギターのネックに付けて難しい曲を簡単に弾けるようにしたり独特な響きを出したい時に使います。
特にアコースティックギターを使う方は必須になってくると思うので最初に揃えるといいでしょう。

 

 

音楽の3大要素はメロディー、ハーモニー、そしてリズムです。そのリズム感を養うのに絶対必要なのがメトロノームです。筆者も最初にメトロノームの大切さを知っていればまた違ったギターライフだったかも、と思うくらい大切なもので、だまされたと思って是非最初に手に入れてみて下さい。メトロノームを使ったリズムトレーニングをしている人としていない人では格段にレベルが違ってきます。
スマートフォンのアプリも沢山あるのでそこから初めて見るのもいいでしょう。

 

 

ギターは練習すればするほど手汗や汚れが付くので弾き終わったら専用のクロスで弦やボディを拭いてあげましょう。そしていつでもパット手に取れるようにギタースタンドを購入しそこにギターを置きましょう。地震など心配ではありますが目に入るか入らないかで大きな違いになってきます。

 

 

今の時代、楽器は本当に安くなり手が届きやすいものなりました。ここであげたアイテムは初心者セットとしてギターに付けてくれる楽器店も多くあるので、お店の方と相談して購入するといいのではないでしょうか。

 

キレイで音圧のあるクリーントーンの出し方

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ギターサウンドと聞いて多くの人が思い浮かべるサウンドは歪んだドライブサンドではないでしょうか。ロックなリフや耳に残るディストーションのギターソロ、かっこいいクランチサウンドとコードで奏でられる楽曲達。ギタリストが永遠に追及するサウンドがドライブサウンドですがその逆のサウンドがクリーントーンです。コーラスやディレイの掛かったアルペジオは楽曲に奥行きもたらし、キレのあるクリーントーンのカッティングは楽曲に勢いをもたらしてくれます。最近はコンパクトエフェクターも目覚ましい進化をしておりアンプではなくコンパクトエフェクターでドライブサウンドを作っている人も多い時代になりましたが、アンプのクリーントーンとエフェクターのON/OFF時のサウンドバランスも大切になってくるでしょう。

 

 

アンプやエフェクターのツマミにあるGain(Drive)とMaster(Volume)。アンプによっては1Volumeの物もありますがどちらにせよサウンドを作るうえで欠かせないツマミになります。まずはGainですがギターの入力音量を調節するツマミでこれを上げることによって歪みが増え、クランチやディストーションといったドライブサウンドを作ることができます。D.Iやミキサーにも付いておりその場合はこのツマミを歪まない程度に上げることで音圧が出たり不要なノイズを抑えたりすることができますがあげすぎるとハウリングの原因になるので気を付けましょう。次にMasterですが実際にスピーカーから鳴っているいる音の大きさを調整するツマミになります。Gainを上げると歪みと同時に音量も上がるのでMasterで最終的な音量を調整します。

 

 

ギターの音色作りで重要になってくるツマミ、それがEQです。Presence,Treble,Midle,Bassと分かれておりツマミを上げ下げすることにより聞こえてくる帯域を調整することができますがこの時重要なのがすべてのツマミは相互関係にあるということです。高音が欲しいと思いTrebleを上げると低い帯域が自然と削られたり実は欲しい帯域はMidleだったけどBassを上げすぎて音がまとまらにといったことがあります。Presenceは超高音といわれることもありますがバンドサウンドの中でのヌケやレンジに非常にかかわってくるので耳に痛くない程度に調節しましょう。エフェクターに良くあるToneツマミですがエフェクター側でToneを絞り過ぎてしまうとアンプ側では調節が効かないサウンドになってしまうのでエフェクターをOFFにすることがある場合は必ずアンプ直の音色を作ってからエフェクターをONにしてToneをいじりましょう。

 

 

アンプやギター、音色も人それぞれ好みがあるので正解はありませんが筆者がキレイで音圧のあるクリーントーンを目指し実際に行っているポイントをいくつかご紹介しようと思っています。まず重要なのがGainとMasterです。自分がスタジオに入りマーシャルを触って最初にすることがMasterを8割程まで上げ、Gainツマミでクリーントーンの音量を調節することです。これはアンプをクリーンチャンネルにしエフェクターなどで歪ませる時にしかできないやり方(アンプ側で2チャンネル以上の音作りをしている場合音Masterを上げられない)ですが個人的には音圧もあり歪みを加えても分離がよく余裕をもった音作りができるかなと思っています。EQに関しては好みもあるので難しいポイントですがTreble,Midle,Bassで好みの音色を作り最後にPresenceでヌケを調節しています。Treble,Midle,Bassは1時以上になることは殆どなく12時位から削る方向で基本音作りをしています。全般的に言えることだと、クリーントーンの歪み量は強く引いた時に少しだけブリッと歪むくらいにセッティングするとバンドサウンドによく馴染む音になります。なので筆者がJCを使う時もDistortion(マーシャルでいうGain)をすこーしだけ上げています。逆に輪郭のあるクリーントーンにするとバンドサウンドの中でも目立つ音作りができるかなと思います。

 

 

アンプをクリーンにする人、アンプをクランチにしギター側のVolume操作でクリーン〜バッキング〜ソロを弾きこなす人、クリーンは使わずドライブサウンドのみの人などプレイスタイルでセッティングは変わってくるかとは思いますがリハーサルでもライブでもレコーディングでも何か音作りに迷った時のヒントの1つにでもなれれば幸いです。コンボアンプやすぐに歪んでしまうアンプの時はリハーサルでもマイキングをし、生音の音量を抑えた音作りをするのも一つのやり方だと思います。筆者もバンドの音量をあまり出せないメージャーアーティストのヴォーカルさんの現場の時に、リハーサルから全楽器をマイキング(BaやKeyはD.I)し全員がヘッドフォンをして演奏をするようなこともしています。

 

X JAPAN(エックス・ジャパン)のギタリストで紐解く HIDE(ヒデ)と SUGIZO(スギゾー)

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日本の90年代はまさにミュージックバブル。ピークと言われた1998年の CD アルバム年間販売数は3億291万3000枚で、全国民が年に2枚以上のアルバム CD を買っていた計算になります。この数にシングル CD は含まれていないわけですからすごい時代だったことがわかります。そんな90年代にヴィジュアル系の先駆者として多くのフォロワーを生み出したバンドが X JAPAN(エックス・ジャパン)です。奇抜なヴィジュアルでありながらメタルをルーツとするハードなロックサウンドとクラシカルで切ないメロディーのバラード、X JAPAN(エックス・ジャパン)は静と動の両方の顔を持ち合わせたバンドとして人気を得ました。結成から30年以上迎える X JAPAN(エックス・ジャパン)には数多くのギタリストが在籍しましたがその中でも上手(かみて)ギタリストとして欠かせない2人のギタリストが HIDE(ヒデ)と SUGIZO(スギゾー)です。

 

 

幼馴染であったドラムの YOSHIKI(ヨシキ)とボーカルの TOSHI(トシ)は、幼い頃から一緒に演奏する間柄でありそんな2人が高校時代に組んだバンドが X JAPAN(エックス・ジャパン)-当初は X(エックス)でしたが世界進出を目指した1992年に X JAPAN(エックス・ジャパン)と改名-でした。高校卒業後に上京しインディーズバンドとして活動をしていた X JAPAN(エックス・ジャパン)はYOSHIKI(ヨシキ)、TOSHI(トシ)、HIDE(ヒデ)、PATA(パタ)、TAIJI(タイジ)、というメンバーで1989年に CBS ソニーからアルバム『BLUE BLOOD』でメジャーデビュー。

ヴィジュアルのインパクトはもちろん、ライブの激しさ、当時としては斬新だったプロモーション活動は常に話題となり、デビューの翌年には武道館公演、東京ドーム公演、紅白出場。1992年には日本人アーティスト初となる東京ドーム 3 DAYS を成功させるなど、その勢いはすさまじいものでした。後輩バンドも続々と登場しその中には LUNA SEA(ルナシー)や GLAY(グレイ)といったモンスターバンドも現れました。X JAPAN(エックス・ジャパン)として発売されたオリジナルアルバムはわずか3枚ですが解散する1997年まで上手ギタリストとしてプレイし約20年経った今でも絶大なる人気を誇っているのが HIDE(ヒデ)です。

 

 

解散から10年経った2007年、突如として X JAPAN(エックス・ジャパン)の復活が発表されました。それも、よくあるコンサートでの復活ではなくアクアシティお台場の屋上にステージを作り新曲のミュージックビデオを撮影、さらにその曲がハリウッド映画『SAW4』のメインテーマソングとして世界公開されるという X JAPAN(エックス・ジャパン)らしい話題性を持った復活でした。翌年春には東京ドーム 3 DAYS も決行されその時に亡き HIDE(ヒデ)と共にステージに立ち、後に正式加入する事になるギタリストが SUGIZO(スギゾー)でした。SUGIZO(スギゾー)の加入により更に勢いをました X JAPAN(エックス・ジャパン)はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどを含む世界ツアーや世界各国のフェスへの出演で遂に本格的な世界進出。2010年には米マディソンスクエアガーデン、2017年には英ウェンブリーアリーナでの単独公演を成功させます。

 

 

90年代当時、YOSHIKI(ヨシキ)が主宰していたレーベル・レコード会社『エクスタシーレコード』 からは多くのバンドがデビューしましたがその中の一つが LUNA SEA(ルナシー)でした。LUNA SEA(ルナシー)は X JAPAN(エックス・ジャパン)同様ツインギターのバンドであり HIDE(ヒデ)と同じ上手に立つギタリストが SUGIZO(スギゾー)でした。 X JAPAN(エックス・ジャパン)がヴィジュアル系という言葉を作ったとすれば、LUNA […]

ギターの木材によるサウンドの違い

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自然から切り出された木材を加工しパーツを取り付けることでギターは完成します。昔から現代まで様々な木材が使われてきましたがそれは何故か。ギター製作者やギターを弾くミュージシャンが、材質によるサウンドの変化に気づき、それを自身のアイデンティティーの一部として表現してきたからでしょう。カーボンや鉄など人口マテリアルによるギターも開発されてはいますが弦楽器において(ギター、ベースは然りヴァイオリンやコントラバスなどのクラシック楽器)は木材による製作が今だに主流です。その中でもよく使われる木材をいくつかご紹介しようと思います。

 

 

この材の最大の特徴は何と言っても強度の高さです。ギターやベースは弦によって 40~80kg の負荷が常にかかっている状態なのでメイプルはネック材として重宝されています。勿論硬ければ何でも良いというわけではなく、ネックはサウンドにも大きな影響を与え、硬く重いメイプル材はクリアで輪郭があり音の立ち上がりが早いサウンドが特徴で、ストラトキャスターやテレキャスターなどのフェンダー系ギターによく使われています。最初のストラトキャスターは指板もメイプルで、今やスタンダードな木材として多くのファンがいます。このメイプル材はボディ材として使われるケースもあり、その代表例がレスポールやポールリードスミスのトップ部分です。ネックに使われるハードメイプルとは違い、見た目が綺麗なキルトメイプルやフレイムメイプルは、その木目の出方によってギター1本何十万、何百万という値段がつくことがあ為、正にギターの顔といってもいい材です。

 

 

ネック材に加えボディ材としても広く使用されている材の一つ。特にギブソン系のアコースティックギターではこの木材を使用していないモデルを探す方が難しいほどです。メイプルに比べやや柔らかく、強度の面では劣りますが、その分軽量で、温かみのあるファットなトーンを得ることができます。この特徴をよく活かしているギターがギブソンのレスポールや SG でハムバッカーピックアップとの組み合わせによって生み出される極上のサウンドはロックの象徴と言えます。ネック材として使用した場合、メイプルに比べ圧倒的にネック折れやネックの不具合が多いので取り扱いには注意しなければなりません。また、ネックの先(ヘッド)に角度を付けてテンションを稼いでいることも多いのでそれも注意点の一つです。

 

 

フェンダー系ギターやベースのメインマテリアルとして良く知られるアルダーはタイトかつ中音域が豊かな木材です。柔らかい木材の為、ネック材として使われることはまずありませんが、その分加工がしやすくボディ材として良く使われています。重量・サウンド共にバランスがいい木材なのでギターとして完成した時にも個体差が出にくいというのも大きなメリット言えます。似た木材ではバスウッド(柔らかくレンジは狭くなる)がありエントリーモデルに良く使用されます。

 

 

フェンダー系ギターでボディにアルダーが使われていないギターの殆どがこのアッシュ材で作られています。アルダーに比べると硬く重い木材でアタックがありメリハリの効いたサウンドになると言われています。しかいこのアッシュは正直説明が難しい材でライトアッシュ、ホワイトアッシュ、スワンプアッシュetc…と種類も多く、質にもバラツキが多いため経験が豊富な人でないとサウンド予測が難し木材と言えます。見た目はアッシュ独特の強い個性を持っており、あえてその木目を活かした塗装のギターも数多くあります。

 

 

ギターやベースの指板材(アコースティックギターのサイド・バック材としても)として良く使われる木材でメイプルやエボニーに比べると柔らかいサウンドで見た目的には茶色。同じローズでも高級材のハカランダという種類もあり、そちらは黒に見えるほど濃い色になります。柔らかいサウンドと書きましたが材としては硬く重い部類に入ります。メイプルやマホガニーのネックと相性がいいでしょう。

 

 

とても硬質でメリハリのあるサウンド。見た目でいうと真っ黒な物が多くマホガニーネックの指板材としてレスポールカスタムなどの高級機種によく使われています。サスティーン、アタックともに優れた木材でアコースティックギターのブリッジ、ペグなどの装飾品としても使われています。

 

 

ここであげた木材以外にも世界には数多くの木材がありますが、決して高級な木材を使ったからといって必ずしも良いサウンドを持ったギターができるわけではありません。80年代にギターヒーローとして現れたヴァンヘイレンのギターにはエントリーモデルに使われると書いたバスウッドが使われています。アンプやエフェクターに加え、木材とパーツの組み合わせで好みのサウンドやルックスのギターを考えるのも楽しみ方の一つなのではないでしょうか。

 

ギターやベースの弦は緩めるべき?楽器の保管方法

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ギターやベースを続けていると弾くことに加えて、保管方法が気になってきたりします。最初は1本だったけど今は数本の楽器を所有している、昔は毎日弾いていたけど仕事が忙しくて一時休憩という方などは特に気になるのではないでしょうか。

 

 

普段何気なくチューニングをして弾いている弦。その弦を張るだけで楽器には予想以上の負荷がかかっています。どれくらいかというとエレキギターで 4〜50kg、アコースティックギターで 70kg、ベースで 80kg 以上と言われています。もちろん弦のゲージが太くなれば更に負荷は高くなりますが細いからいいと言うわけでもなく弦の太さは弾きやすさやサウンド、テンション感などに大きく関わってきます。

 

 

ギターやベースには主に2種類のネック材が使われています。それがメイプルとマホガニーです。メイプルはクリアーかつ輪郭があるサウンドでフェンダー系のギターやベースのネック材としてよく使われています。マホガニーはファットで中低域が豊かなサウンド、メイプルよりは柔らかい材とされギブソンやポールリードスミス、アコースティックギターによく使われています。マホガニーを使ったギターは扱いに特に注意しなければいけません。何故かというとマホガニーが使われたギターはテンションを稼ぐためネックの先に角度を設けていたりセットネック構造(ネックとボディがボルトではなく溝で組まれている)が採用されていることが多いのでネック折れの事例がフェンダー系より圧倒的に多いです。更にアコースティックギターは見てもわかるように中が空洞なので弦のテンションによりボディトップが浮いて来たりします。

 

 

記事のタイトルにもなっている弦は緩めるべきかいなか。筆者が実際の現場や楽器を作る方と接してきた経験からすると一般的なゲージの弦を張った場合、頻繁に弾くエレキギターは緩めない。理由は弦を緩めたり絞めたりを繰り返すと楽器にかかる負荷が常に変化してしまい良いセッテングにしてもそれを保てないからです。エレキギターよりネックにより負荷がかかるアコースティックギターやベース、また、2週間以上弾かないエレキギターは緩めるようにしています。普段弾かない楽器に強いテンションがかかったまま放置をするとネックの状態の変化に気づくのが遅くなり、致命的なコンディションになってしまうことがあるためです。弦を緩める場合も全弦半音下げや1音下げというようにチューニングも合わせて下げています。変則チューニングや多弦ギター(12弦や7弦)、物凄く太いゲージを張っている場合は様子を見て緩めると良いでしょう。

 

 

楽器の多くは木で出来ています。木は常に呼吸をし環境に敏感です。エレキギターは 50% 前後の湿度が良いと言われていますが人間が生活していて不快ではない温度や湿度ならば楽器にとってもそれ程悪い環境ではないのではないでしょうか。梅雨の時期が近づくと『湿度がぁ』と、気にされる方もいますが楽器も人間と同じで季節の変わり目や突然の環境の変化が1番の強敵です。自分の体にストレスが少ない環境を作ってあげることで心身楽器共々いいコンディションで過ごせるのではないでしょうか。

 

BOSS (ボス) / DS-1X

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コントロール:レベル、ロー、ハイ、ディストーション
入出力端子:インプット、アウトプット
電源:DC9V アダプターまたは 9V 電池
外形寸法:幅 59mm ×奥行 129mm ×高さ 59mm
重量:450g

 

BOSS (ボス) / DS-1Xは従来のディストーションとは一線を画す存在と言える。何故かというと従来のコンデンサーなどを使ったアナログ回路ではなく、DSPチップとBOSS独自の技術であるMDP回路による最先端のディストーションサウンドだからである。圧倒的な低ノイズとレスポンス、奥行きがある中で太さと分離感が両立されたサウンドは正にデジタル回路による最大の恩恵といえ何者でもないDS-1Xのサウンドである。あえて比べるなら廃盤になってしまったDA-2が浮かぶ。コントロール性も高く全てのツマミを12時の位置に設定しそこから好みの音に近ずけていけるバランス性の高さ。HIGH,LOWと独立したEQは極端に変化するというより音圧や空気感が付加される印象で様々なアンプやギターとのマッチング性の高さが期待できる。