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トミヨシ音楽教室 - shoya

About トミヨシ音楽教室 - shoya

13歳でギターを弾き始める。 バンドやユニット活動をメインにレコーディングやライブサポート、作編曲を行うフリーのギタリストとして活動中(Guitar play:Electric-Acoustic-Gut)

ギターの木材によるサウンドの違い

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自然から切り出された木材を加工しパーツを取り付けることでギターは完成します。昔から現代まで様々な木材が使われてきましたがそれは何故か。ギター製作者やギターを弾くミュージシャンが、材質によるサウンドの変化に気づき、それを自身のアイデンティティーの一部として表現してきたからでしょう。カーボンや鉄など人口マテリアルによるギターも開発されてはいますが弦楽器において(ギター、ベースは然りヴァイオリンやコントラバスなどのクラシック楽器)は木材による製作が今だに主流です。その中でもよく使われる木材をいくつかご紹介しようと思います。

 

 

この材の最大の特徴は何と言っても強度の高さです。ギターやベースは弦によって 40~80kg の負荷が常にかかっている状態なのでメイプルはネック材として重宝されています。勿論硬ければ何でも良いというわけではなく、ネックはサウンドにも大きな影響を与え、硬く重いメイプル材はクリアで輪郭があり音の立ち上がりが早いサウンドが特徴で、ストラトキャスターやテレキャスターなどのフェンダー系ギターによく使われています。最初のストラトキャスターは指板もメイプルで、今やスタンダードな木材として多くのファンがいます。このメイプル材はボディ材として使われるケースもあり、その代表例がレスポールやポールリードスミスのトップ部分です。ネックに使われるハードメイプルとは違い、見た目が綺麗なキルトメイプルやフレイムメイプルは、その木目の出方によってギター1本何十万、何百万という値段がつくことがあ為、正にギターの顔といってもいい材です。

 

 

ネック材に加えボディ材としても広く使用されている材の一つ。特にギブソン系のアコースティックギターではこの木材を使用していないモデルを探す方が難しいほどです。メイプルに比べやや柔らかく、強度の面では劣りますが、その分軽量で、温かみのあるファットなトーンを得ることができます。この特徴をよく活かしているギターがギブソンのレスポールや SG でハムバッカーピックアップとの組み合わせによって生み出される極上のサウンドはロックの象徴と言えます。ネック材として使用した場合、メイプルに比べ圧倒的にネック折れやネックの不具合が多いので取り扱いには注意しなければなりません。また、ネックの先(ヘッド)に角度を付けてテンションを稼いでいることも多いのでそれも注意点の一つです。

 

 

フェンダー系ギターやベースのメインマテリアルとして良く知られるアルダーはタイトかつ中音域が豊かな木材です。柔らかい木材の為、ネック材として使われることはまずありませんが、その分加工がしやすくボディ材として良く使われています。重量・サウンド共にバランスがいい木材なのでギターとして完成した時にも個体差が出にくいというのも大きなメリット言えます。似た木材ではバスウッド(柔らかくレンジは狭くなる)がありエントリーモデルに良く使用されます。

 

 

フェンダー系ギターでボディにアルダーが使われていないギターの殆どがこのアッシュ材で作られています。アルダーに比べると硬く重い木材でアタックがありメリハリの効いたサウンドになると言われています。しかいこのアッシュは正直説明が難しい材でライトアッシュ、ホワイトアッシュ、スワンプアッシュetc…と種類も多く、質にもバラツキが多いため経験が豊富な人でないとサウンド予測が難し木材と言えます。見た目はアッシュ独特の強い個性を持っており、あえてその木目を活かした塗装のギターも数多くあります。

 

 

ギターやベースの指板材(アコースティックギターのサイド・バック材としても)として良く使われる木材でメイプルやエボニーに比べると柔らかいサウンドで見た目的には茶色。同じローズでも高級材のハカランダという種類もあり、そちらは黒に見えるほど濃い色になります。柔らかいサウンドと書きましたが材としては硬く重い部類に入ります。メイプルやマホガニーのネックと相性がいいでしょう。

 

 

とても硬質でメリハリのあるサウンド。見た目でいうと真っ黒な物が多くマホガニーネックの指板材としてレスポールカスタムなどの高級機種によく使われています。サスティーン、アタックともに優れた木材でアコースティックギターのブリッジ、ペグなどの装飾品としても使われています。

 

 

ここであげた木材以外にも世界には数多くの木材がありますが、決して高級な木材を使ったからといって必ずしも良いサウンドを持ったギターができるわけではありません。80年代にギターヒーローとして現れたヴァンヘイレンのギターにはエントリーモデルに使われると書いたバスウッドが使われています。アンプやエフェクターに加え、木材とパーツの組み合わせで好みのサウンドやルックスのギターを考えるのも楽しみ方の一つなのではないでしょうか。

 

ギターやベースの弦は緩めるべき?楽器の保管方法

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ギターやベースを続けていると弾くことに加えて、保管方法が気になってきたりします。最初は1本だったけど今は数本の楽器を所有している、昔は毎日弾いていたけど仕事が忙しくて一時休憩という方などは特に気になるのではないでしょうか。

 

 

普段何気なくチューニングをして弾いている弦。その弦を張るだけで楽器には予想以上の負荷がかかっています。どれくらいかというとエレキギターで 4〜50kg、アコースティックギターで 70kg、ベースで 80kg 以上と言われています。もちろん弦のゲージが太くなれば更に負荷は高くなりますが細いからいいと言うわけでもなく弦の太さは弾きやすさやサウンド、テンション感などに大きく関わってきます。

 

 

ギターやベースには主に2種類のネック材が使われています。それがメイプルとマホガニーです。メイプルはクリアーかつ輪郭があるサウンドでフェンダー系のギターやベースのネック材としてよく使われています。マホガニーはファットで中低域が豊かなサウンド、メイプルよりは柔らかい材とされギブソンやポールリードスミス、アコースティックギターによく使われています。マホガニーを使ったギターは扱いに特に注意しなければいけません。何故かというとマホガニーが使われたギターはテンションを稼ぐためネックの先に角度を設けていたりセットネック構造(ネックとボディがボルトではなく溝で組まれている)が採用されていることが多いのでネック折れの事例がフェンダー系より圧倒的に多いです。更にアコースティックギターは見てもわかるように中が空洞なので弦のテンションによりボディトップが浮いて来たりします。

 

 

記事のタイトルにもなっている弦は緩めるべきかいなか。筆者が実際の現場や楽器を作る方と接してきた経験からすると一般的なゲージの弦を張った場合、頻繁に弾くエレキギターは緩めない。理由は弦を緩めたり絞めたりを繰り返すと楽器にかかる負荷が常に変化してしまい良いセッテングにしてもそれを保てないからです。エレキギターよりネックにより負荷がかかるアコースティックギターやベース、また、2週間以上弾かないエレキギターは緩めるようにしています。普段弾かない楽器に強いテンションがかかったまま放置をするとネックの状態の変化に気づくのが遅くなり、致命的なコンディションになってしまうことがあるためです。弦を緩める場合も全弦半音下げや1音下げというようにチューニングも合わせて下げています。変則チューニングや多弦ギター(12弦や7弦)、物凄く太いゲージを張っている場合は様子を見て緩めると良いでしょう。

 

 

楽器の多くは木で出来ています。木は常に呼吸をし環境に敏感です。エレキギターは 50% 前後の湿度が良いと言われていますが人間が生活していて不快ではない温度や湿度ならば楽器にとってもそれ程悪い環境ではないのではないでしょうか。梅雨の時期が近づくと『湿度がぁ』と、気にされる方もいますが楽器も人間と同じで季節の変わり目や突然の環境の変化が1番の強敵です。自分の体にストレスが少ない環境を作ってあげることで心身楽器共々いいコンディションで過ごせるのではないでしょうか。

 

BOSS (ボス) / DS-1X

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コントロール:レベル、ロー、ハイ、ディストーション
入出力端子:インプット、アウトプット
電源:DC9V アダプターまたは 9V 電池
外形寸法:幅 59mm ×奥行 129mm ×高さ 59mm
重量:450g

 

BOSS (ボス) / DS-1Xは従来のディストーションとは一線を画す存在と言える。何故かというと従来のコンデンサーなどを使ったアナログ回路ではなく、DSPチップとBOSS独自の技術であるMDP回路による最先端のディストーションサウンドだからである。圧倒的な低ノイズとレスポンス、奥行きがある中で太さと分離感が両立されたサウンドは正にデジタル回路による最大の恩恵といえ何者でもないDS-1Xのサウンドである。あえて比べるなら廃盤になってしまったDA-2が浮かぶ。コントロール性も高く全てのツマミを12時の位置に設定しそこから好みの音に近ずけていけるバランス性の高さ。HIGH,LOWと独立したEQは極端に変化するというより音圧や空気感が付加される印象で様々なアンプやギターとのマッチング性の高さが期待できる。

 

 

 

正しい耳コピのやり方とコツ

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楽器屋さんに行くと沢山の楽譜が売っています。譜面と聞くと”読むのが大変”と思いがちですが音符が読めなくても楽器が演奏できるように書かれたTAB譜というものがあります。しかし、楽器をやっているとそのうち耳コピをしなければいけない時がやってきます。なぜなら全ての曲が楽譜として販売されていないから。特にライブはCDとは違うアレンジで演奏されていたり、販売されていても楽譜が必ずしもあっているとは限らないからです。筆者も過去にインディーズで好きなバンドがいた時に、あるライブ後の物販で『⚪︎⚪︎の曲の楽譜を出してください』とお願いした恥ずかしい過去があります。

 

 

楽器に触れない。耳コピをするのに楽器は必要ないの?と、思うかもしれませんが鳴っている音が分からず楽器を持っても「この音じゃない・・・これか?いや、違う・・・」と、永遠と探し続けることになります。
完璧である必要はありませんが鳴っている音が何なのか頭の中で出来るだけ想像できるように何回も何回も繰り返し聴きましょう。

 

 

一番低い音やフレーズのメインとなる音を把握する。コード進行をコピーする時に一番低い音を把握することでコードの予測が容易になります。ベースは基本的に単音なので聞き取りやすいのもメリットの1つです。次にギターソロなどは長く伸ばされている音をまず把握しその間を後からコピーしたりすると1音1音コピーするより早くコピーすることができます。実はフレーズの繰り返しだったりなんてことも少なくありません。

 

 

曲の再生速度を遅くして聴く。何度聴いても鳴っている音が分からない時があります。そんな時は曲の再生速度を遅くして聴くことで音の把握が容易になります。今はスマートホンのアプリで簡単に行うことができます。折角なので筆者が使っているアプリを1つご紹介します。アプリ名はAnytune。このアプリは再生速度を最大半分まで(倍速も可能)遅くすることが可能で一定区間のリピート再生やキーチェンジも簡単に行うことができるのでチューニングが違う曲や歌の練習でも活躍してくれます。

 

 

耳コピは地味で時間のかかる作業です。でも、それをすることで楽譜にはない演奏者のニュアンスや音使い、リズムの特徴などをコピーすることができ自分の演奏の幅も間違いなく広がることでしょう。