クロサワ

マーティンのエレアコを試奏!【MARTIN DC-28E】

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原(クロサワ楽器店販売員):ご紹介いたしますのが Martin(マーティン) DC-28E というモデルです。いわゆるスタンダード・シリーズの D-28 がベースとなっているんですが、カッタウェイでピックアップが搭載されているモデルです。王道の Martin(マーティン) サウンドを生でも楽しめて、アンプからも出力出来るというギターです。一般的なエレアコは、アコギの形をしているものの、どちらかと言うとアンプを通す事を前提に作られているものが多いと個人的に感じますが、Martin(マーティン) DC-28E は本当に生でも使える純粋な Martin(マーティン) サウンドを持ちながらライブなどの現場で活躍出来る、かつ気軽に良いサウンドが出せるのが特徴です。ボディ・マテリアル、ブレイシング・パターンなども D-28 と共通しているのですが、ナット幅が若干広めなので、フィンガー・ピッキングをするプレイヤーなどがクラシック・フォームでも弾きやすい仕様となっています。またパフォーミング・アーティスト・シリーズと共通するプロファイルのネックとなっていて、ハイ・ポジションからロー・ポジションまで平らなシェイプのネックになっています。カッタウェイという仕様とも相まってソロを弾かれる方にも非常に弾きやすくなっています。

 

 

 

山田(トミヨシミュージックスクール講師):大体普通のアコギってハイ・ポジションにいくほどネックが厚くなってくるので、指が届きづらかったりするのですが、この Martin(マーティン) DC-28E は 17 フレット、15 フレット辺りを弾いてもスッといけるので、エレキギターからアコギに転向した人も違和感無くソロ・プレイなどが出来るので凄く良いと思います。

 

 

 

このモデルの特徴であるピックアップ・システムをご紹介します。従来のアンダー・サドルのタイプに加えて、トップ材の裏に貼付のマイクを追加し、トップ材自体の振動や空気感を加味して出力出来る FISHMAN AURA VT ENHANCE(フィッシュマン・オーラ VT エンハンス)が搭載されています。実際に弾いてもらっても良いですか?(試奏を挟み…)どうでしょうか? FISHMAN AURA VT ENHANCE(フィッシュマン・オーラ VT エンハンス)が効いているのと効いていないのを比べて頂いて。

 

 

 

全然違いますね。個人的には FISHMAN AURA VT ENHANCE(フィッシュマン・オーラ VT エンハンス)が効いている方が、サウンドが良い意味で色付けされた感じが凄く効いていてどんなライブの会場や、それこそ路上とかでやっても、かなり綺麗なアコギの雰囲気が伝わると思います。

 

 

 

本当に、この個体の生鳴りっていうのがピエゾだけでも伝わるようになっているんですけど、FISHMAN AURA VT ENHANCE(フィッシュマン・オーラ VT エンハンス)を効かせる事で、より立体的な、リアルな響きっていうのを再現出来るものになっていると思います。

 

 

 

2016年の新作マーティンを弾いてみた【MARTIN 00L-17】

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原(クロサワ楽器店販売員):ご紹介いたしますのが Martin(マーティン) 00l-17 というモデルです。今年 2016 年の新作としてリリースされたモデルです。大きな特徴はオール・サテン仕上げ。ボディからネックまでサテン仕上げになっています。カラー名は Black Smoke(ブラック・スモーク)です。戦前の Gibson(ギブソン)を彷彿させるスタイルのデザインとなっています。ヘッド・デザインはマーキス・ロゴという戦前のマーティンにあったタイプだったりとかペグもエイジドのパーツにホワイト・ボタンという本当にヴィンテージ・フレーバーたっぷりの仕様となっています。ボディのトップはストレート・タイプのブリッジが取り付けられていてピックガードはアイボロイドというアイボリーのカラーをしたタイプが使われています。ネックは細身で握り込みやすくなっています。ナット幅が若干広めなタイプになっていましてブリッジの弦間も少し広めにとってありますのでフィンガー・ピッキングが非常にやりやすいという特徴があります。

 

 

 

山田(トミヨシミュージックスクール講師):最初弾かせてもらいまして、このサイズでこの音量が出る事に凄くビックリしたんですけど、この鳴りは何か秘密があるんですか?

 

 

 

そうですね、塗膜が薄い分、音が豊かになりやすいのと、中のブレイシングが細身かつスキャロップドという事が起因しているかと思います。スキャロップドというのはブレイシングを削ってギターのレスポンスを良くする、ヴィンテージに見られる手法です。

 

 

 

ルックスが良いですよね。旅行に持ち歩いて河原でちょっと弾きたくなるギターです。

 

 

 

そうですね。サイズ間も良いですし、見た目も愛着が湧きますしサテン仕上げなので触り心地も良いですよね。

 

 

 

じゃあ、ちょっと試奏してみたいと思います。(試奏を終えて)素晴らしいですね。

 

 

 

Martin(マーティン) 00l-17 シリーズの伝統的な仕様はマホガニー・ボディなのですがこれはシトカ・スプルースが使われているという点で、ちょっと Gibson(ギブソン)ライクなところを感じさせつつも Martin(マーティン)のサウンドを実現しています。マホガニー特有の温かい人間臭い音がありながら高音減の伸びやかさや、中音域の豊かさだったりを感じられます。

 

 

 

ユーカリが使われたベースを弾いてみた【ZON SONUS CUSTOM 5】

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原(クロサワ楽器店販売員):ご紹介しますのが ZON (ゾン)の SONUS CUSTOM 5 (ソナス・カスタム5)というモデルです。先ほど LEGACY ELITE Ⅴ という機種をご紹介しましたけど、こちらの SONUS CUSTOM 5 (ソナス・カスタム5)の特徴は、やや小振りのボディ・スタイルになっているというところと、ボルトオン・ネックになっているというところです。ボディ材はアッシュ、トップ材はユーカリ・バールというユーカリの木の幹の部分の材が使用されています。

 

 

 

高橋(トミヨシミュージックスクール講師):ユーカリといえば、コアラしか思いつかないですけど…。

 

 

 

そうです。そのユーカリです。コントロールがマスター・ボリューム、ピックアップ・バランサー、ベース、ミドル、トレブルとなっています。構造からも伺えるのですが ZON の中ではフェンダー・ライクな要素を狙ったスタイルのモデルです。 LEGACY ELITE Ⅴ と二分して人気のあるモデルですね。

 

 

 

じゃあ、ちょっと弾いてみます。

 

 

 

さっきの LEGACY ELITE Ⅴ のフル・レンジでディープでリッチなサウンドと比較して頂くと、良い意味でサスティーンが出過ぎず、立ち上がりだったり音ヌケだったりが馴染みやすいというか。普段ジャズ・ベースを使っている方だったりすると結構入りやすいモデルなのかなと思いますね。どうですか?弾いてみた感じは。

 

 

 

かなり柔らかい音色だなって感じました。女性的と言いますか。ハイとかも耳が痛くならない。

 

 

 

そこも SONUS CUSTOM 5 の良いところで。好みの範疇ではあるんですけど、凄くアンサンブル向きな楽器に仕上がっているのかなって個人的には思います。

 

 

 

そうですね。EQ は多分 LEGACY ELITE Ⅴ と一緒のものを使っているんだと思いますが、いじってみて色々なジャンルに対応出来るのかなって。それこそジャズ・ベースに近い方向に向かっているベースだなって感じました。

 

 

 

やっぱりバランス感だったりとか。LEGACY ELITE Ⅴ でも感じて頂けたと思うんですけど全体のレンジ感とか、まとまりが凄く良いですよね。そこも ZON ならではの魅力だと思います。

 

 

 

どの弦を弾いても気を遣わなくて良いベースですね。

 

 

 

そうですね。現場で使う楽器として卓越した部分があると思います。

 

 

 

高級感のある女性なベースという印象で、かなり魅力的でした。

 

 

 

小さめボディのアトリエ Z のベースを試奏!【ATELIER Z JS 5】

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原(クロサワ楽器店販売員):当店でカスタム・オーダーした ATELIER Z (アトリエ Z) JS5 というモデルのご紹介です。アトリエ Z の機種の中では聞き慣れない型番のモデルなのですが、先ほどの記事で出てきたゼノン石川さんのシグネチャー・モデルに使われているボディ・シェイプと同じものになります。いわゆるディンキー・サイズと呼ばれる、一回りサイズ・ダウンしたボディ・シェイプです。シェイプ・アップしたボディ・スタイルだともう一つ代表的なモデルで Beta (ベータ)という型番のモデルがありますけど、それとは違う、フェンダー・ライクなジャズ・ベース・スタイルで小振りになっているのがこのアトリエ Z JS5 というモデルです。

 

アトリエ Z JS5 の特徴はやはり何と言っても抱えやすさ。取り回しが本当に良いです。日本人のように体があまり大きくない方の体型に有利な点です。一般的な5弦ベースの特徴としてネックの質量が増えるので「音ヌケが良く無いな〜」と感じる方も多いようですが、ディンキー・サイズにする事によってオイシイ部分がくっきり見えやすくなったり、無駄な倍音が出ないのでサウンドがまとまりやすくなるというのが利点です。先ほどの M245 との相違点は、ボディ・シェイプに加え、プリアンプ、ボリューム・コントロールをカスタマイズして変更してあります。通常、フロント、リアの2ボリュームですが、上の一つのみがマスター・ボリュームとなります。このツマミをプルするとパッシブになります。で、その隣のツマミがバランサー、ミドルのブースト/カットのツマミ、2軸のトレブル/ベースのツマミ、ネックはサテン・ネックとなっています。

 

 

 

高橋(トミヨシミュージックスクール講師):(ネックを触りながら)これ、良いですね。ずっと触っていたいですね笑。気持ち良いです。

 

 

 

サテン・ネック仕様もアトリエ Z JS5 ならではですね。それでは、音を聴かせて頂いても良いでしょうか?

 

 

 

(試奏をして)アトリエ Z ってブーストをマックスにしても全然嫌な感じしないんですよね。

 

 

 

そうですね。特に最近のアトリエ Z は本当にそんな感じですし、特にこのアトリエ Z JS5 だとその特徴が凄く出ると思います。

 

 

 

じゃあ、ちょっと極端ですけどブーストをフル・マックスにしてスラップをやってみたいと思います。(様々なセッティングで試奏)

 

 

 

今まで高橋さんが弾いてきたアトリエ Z の他のモデルと比べて JS5 はいかがでしょうか?

 

 

 

僕もアトリエ Z の5弦ベースを持っているんですけど、正直言うと JS5 の方が弾きやすいです。これ欲しくなっちゃうくらい。ボディ・シェイプはかなり影響していますね。見た目では分かりにくい部分ではあるんですけど、抱えてみると凄く体に収まってくれる感じですね。左手のストレスも無いです。実際に持ってみると「あ、こんなに小さくて弾きやすいんだ」と実感出来ると思います。

 

 

 

ディンキー・サイズのボディ・シェイプというのは、あまり変わらない様で凄く効果がありますよね。ただ見た目のフィーリングはそんなに変わりませんし、ベータになってくると24フレットというのがデフォルトの仕様になってくるので、好みが大きく分かれてきてしまうと思います。そこの中間を狙ったモデルにはなっているかと思います。コントロールの感じはどうでしたか?

 

 

 

凄く効きが良いんですけど、利き過ぎないというか、自分の気持ち良いところでちゃんと止まってくれるというところがあります。ブーストのツマミは凄くスラップに向いているというか。多分70年代のベースを尊敬して作っているんだろうなというのを感じます。ミッドもちょっと持ち上げるだけでも音が前に来てくれる良いコントロールだと思います。ミッドをコントロール出来るアクティブ・ベースって実はあまり無いんですよね。

 

 

 

アトリエ Z の代表機種 M245 を弾いてみた! 【ATELIER Z M#245】

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原(クロサワ楽器店販売員):ご紹介しますのが国産のコンポーネント・ブランド(※注1)の代表的メーカーであるアトリエ Z の代表機種 M245 ですね。当店でもカスタム・オーダー含めアトリエ Z の商品を取り扱っていますが、こちらの5弦ベースのモデルもありますので後ほど M245 と比べて頂きながら音を聞いて頂ければなと思います。

 

 

 

高橋(トミヨシミュージックスクール講師):はい。

 

 

 

M245 は皆さん良くご存知と思いますがフル・サイズのボディ・スタイルですね。オリジナルのピックアップ(JBZ-4)だったり、アトリエ Z オリジナル・ブリッジ、2ボリューム、2バンド・イコライザーになっています。いわゆる70年代のフェンダーのスタイル、80年代、90年代に一世を風靡したアクティブのジャズ・ベース・サウンドがアトリエ Z のテーマになっています。「アクティブ・ジャズベといえば」という皆が求めるサウンドがアトリエ Z の真骨頂です。日々進化をしつつも、このスタイルを守っていたり、クオリティの高さだったりがアトリエ Z の人気の秘密でもあります。高橋さんもアトリエ Z をお使いだと伺ったんですが?

 

 

 

そうなんですよ。僕も昔からアトリエ Z のユーザーでして。初めて買ったベースがアトリエ Z の5弦ベースだったんですよ。アトリエ Z のユーザーである日野”JINO”賢二さんやゼノン石川さんにお逢いする機会が何度かあって、アトリエ Z の魅力に取り込まれてしまって若い頃から「良いな〜あの音、格好良いな〜」と思って手を出してしまいました笑。

 

 

 

そうですよね。いわゆる”格好良いサウンド”っていうのがアトリエ Z の真骨頂だと思いますね。じゃあ、色々試して頂きながら…。ピックアップやプリアンプを操作して頂きながら音を聴かせて頂いてもよろしいでしょうか?(試奏を挟み)やはりアトリエ Z を象徴する、ワイドレンジでクリアかつアクティブ・サウンドを生かしたキレのあるトーンですね。

 

 

 

そうですね。まさにアクティブという感じのベースですよね。

 

 

 

アクティブであるからこそのアドバンテージを活かし切ったトーンだと思います。日本製にあるような作りの精巧さ、頑丈さというのも他の海外製ブランドには無いアトリエ Z の良さです。ヘッド裏に Z TUNING SYSTEM と書かれているのですが、この M245 なども初期設定から弦高も低く設定されています。多くのブランドは入荷してからお店で調整をするのですが、アトリエ Z に関してはほとんど調整する必要がありません。入荷時からかなり細かいセットアップやってきているというところも凄く好感が持てます。通常は弦高を低くするとテンション感が気になったり、不必要なバズが出たりするのですが、良い意味でそれらを感じさせず、良質なプレイアビリティや程良いバズを感じる事が出来ます。

 

 

 

(※注1)コンポーネント・ブランド
少人数で一つ一つ職人が手作業で製作を行っているメーカー・ブランドの事。