Elixir弦て何?長寿命を誇るコーティング弦

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楽器屋さんに行くと沢山のメーカーからギターの弦が発売されています。同じメーカーでも太さ違いや素材違い、弦の巻き方で音程や触り心があるので好みに合ったものを探すのはとても難しいでしょう。チューニングを下げるダウンチューニングや7弦ギターなども一般化してきたので更に種類は増えています。そんな中、1995年にアメリカで創業したメーカーElixir Stlingsをご紹介したいとお思います。

 

 

皆さんが弦を交換するタイミングはいつでしょうか?ライブ毎、弦が錆びたら、弦が切れたらなどタイミングは人それぞれかと思いますが一般的な弦の寿命は1週間〜1ヶ月(音質低下や弦の錆び)と言われています。今回ご紹介するElixir(エリクサー)弦はなんと他社の3〜5倍の寿命を誇ると言われています。

 

 

Elixir(エリクサー)の弦が他社と違いなぜ長寿命を実現できるのか。その理由がElixir(エリクサー)独自のコーティング技術にあります。完成した弦にElixir独自の技術を施す事でコーティングされたコーティング弦は表面だけでなく、巻弦の隙間に入り込むゴミや汗を防いでくれことにより音質劣化やサビから弦を守ってくれます。通常弦ではすぐに錆びてしまうような手汗をかきやすいギタリストにとっては正に最適な弦といえるでしょう。勿論コーティングされたから音が悪いというわけではなく世界中のギタリストやメーカーからも支持されコーティング弦といえばElixirと言われるほどになっています。

 

 

Elixir(エリクサー)のエレキギター用弦セットには「POLYWEB」と「NANOWEB」、そして2017年3月に発売されたばかりの「OPTIWEB」の3種類のタイプがあります。どのラインナップもコーティングが施されており長寿命は変わりませんが音色と感触が変わってきます。「POLYWEB」は3種類の中では1番暖かみがありなめらかな触り心地。「NANOWEB」はもう少しナチュラルな音色で自然なタッチを求めるユーザーの為に発売されました。「OPTIWEB」は筆者もまだ使用した事がありませんが更にノンコーティングに近いニュアンスになっているようです。

 

 

エレキギターのプレイヤーに限らずElixir(エリクサー)はアコースティックギターやベースプレイヤーにも高い支持を得ています。エレキ同様ゲージや素材もプレーヤーの要望に合わせ沢山のラインナップが揃っています。筆者はエレキは勿論アコースティックギターにもElixir(エリクサー)を使用していますが何よりもタッチノイズが他社の弦より圧倒的に少ない為、ライブの時には重要なポイントになっています。

 

 

ノンコーティング弦に比べElixir(エリクサー)のコーティング弦は1.5〜2倍程の値段がしますが寿命を考えればとても経済的と言えるかと思います。また普段は使用頻度の低いギターなどに張っておくのもいいのではないでしょうか。

ギターやベースの弦は緩めるべき?楽器の保管方法

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ギターやベースを続けていると弾くことに加えて、保管方法が気になってきたりします。最初は1本だったけど今は数本の楽器を所有している、昔は毎日弾いていたけど仕事が忙しくて一時休憩という方などは特に気になるのではないでしょうか。

 

 

普段何気なくチューニングをして弾いている弦。その弦を張るだけで楽器には予想以上の負荷がかかっています。どれくらいかというとエレキギターで 4〜50kg、アコースティックギターで 70kg、ベースで 80kg 以上と言われています。もちろん弦のゲージが太くなれば更に負荷は高くなりますが細いからいいと言うわけでもなく弦の太さは弾きやすさやサウンド、テンション感などに大きく関わってきます。

 

 

ギターやベースには主に2種類のネック材が使われています。それがメイプルとマホガニーです。メイプルはクリアーかつ輪郭があるサウンドでフェンダー系のギターやベースのネック材としてよく使われています。マホガニーはファットで中低域が豊かなサウンド、メイプルよりは柔らかい材とされギブソンやポールリードスミス、アコースティックギターによく使われています。マホガニーを使ったギターは扱いに特に注意しなければいけません。何故かというとマホガニーが使われたギターはテンションを稼ぐためネックの先に角度を設けていたりセットネック構造(ネックとボディがボルトではなく溝で組まれている)が採用されていることが多いのでネック折れの事例がフェンダー系より圧倒的に多いです。更にアコースティックギターは見てもわかるように中が空洞なので弦のテンションによりボディトップが浮いて来たりします。

 

 

記事のタイトルにもなっている弦は緩めるべきかいなか。筆者が実際の現場や楽器を作る方と接してきた経験からすると一般的なゲージの弦を張った場合、頻繁に弾くエレキギターは緩めない。理由は弦を緩めたり絞めたりを繰り返すと楽器にかかる負荷が常に変化してしまい良いセッテングにしてもそれを保てないからです。エレキギターよりネックにより負荷がかかるアコースティックギターやベース、また、2週間以上弾かないエレキギターは緩めるようにしています。普段弾かない楽器に強いテンションがかかったまま放置をするとネックの状態の変化に気づくのが遅くなり、致命的なコンディションになってしまうことがあるためです。弦を緩める場合も全弦半音下げや1音下げというようにチューニングも合わせて下げています。変則チューニングや多弦ギター(12弦や7弦)、物凄く太いゲージを張っている場合は様子を見て緩めると良いでしょう。

 

 

楽器の多くは木で出来ています。木は常に呼吸をし環境に敏感です。エレキギターは 50% 前後の湿度が良いと言われていますが人間が生活していて不快ではない温度や湿度ならば楽器にとってもそれ程悪い環境ではないのではないでしょうか。梅雨の時期が近づくと『湿度がぁ』と、気にされる方もいますが楽器も人間と同じで季節の変わり目や突然の環境の変化が1番の強敵です。自分の体にストレスが少ない環境を作ってあげることで心身楽器共々いいコンディションで過ごせるのではないでしょうか。