ATELIER Z

ATELIER Z (アトリエ・ズィー) / EVO#4

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ボディ:アッシュ (2ピース)
ネック:メイプル (1ピース)
指板:メイプル
フレット数:20フレット
スケール:34インチ
ピックアップ:オリジナル JBZ-4 ×2
プリアンプ:バルトリーニ XTCT-MCT375
コントロール:フロント・ボリューム / リア・ボリューム (スタック)、マスター・トーンミッド、トレブル / ベース (スタック)、パッシブ / アクティブ切り替えスイッチ
ペグ:ゴトー GB-30、ヒップショット (4弦のみ)
ブリッジ:オリジナル BB419

 

ATELIER Z (アトリエ・ズィー) の代表的仕様と言えるナチュラル仕上げのアッシュ・ボディにメイプル1ピースのネック。ATELIER Z (アトリエ・ズィー) EVO#4 もその定番の仕様となっている。シャキッとした音抜け、メリハリの効いた音色、タイトな低音感が魅力のベースに仕上がっている。EVO#4 は ATELIER Z (アトリエ・ズィー) の持ち味を生かしつつ、音色のバリエーションが増えたベースと言える。パッシブの状態では ATELIER Z (アトリエ・ズィー) らしい音抜けはそのままに、どのポジションDめおバランスの良い落ち着いた音色を得られる、バルトリーニ製 XTCT プリアンプをオンにしたアクティブ状態では、ブーストのみのトレブル / ベースで従来通りのメリハリの効いた分かりやすい効果が得られるが、ミドルを調整できることでより幅広い音作りが可能。ミドルをブーストしつつ必要に応じてトレブル / ベースをあげる音作りが本器 EVO#4 の真骨頂と言え、ATELIER Z (アトリエ・ズィー) のベストセラー機種である M#245 との違いが明確に分かる使い方だろう。幅広で低めのフレットに加えて、ATELIER Z (アトリエ・ズィー) 独自の Z チューニング・システムにより、弦高が低めでも弾きやすく、ロー D に下げても弦のテンション感が変わらない。ピックアップ・フェンスは大きさ、取り付け位置も絶妙で邪魔になら、普段ピックアップ・フェンス無しのベースを使っているベーシストでも弾きやすいだろう。

 

 

小さめボディのアトリエ Z のベースを試奏!【ATELIER Z JS 5】

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原(クロサワ楽器店販売員):当店でカスタム・オーダーした ATELIER Z (アトリエ Z) JS5 というモデルのご紹介です。アトリエ Z の機種の中では聞き慣れない型番のモデルなのですが、先ほどの記事で出てきたゼノン石川さんのシグネチャー・モデルに使われているボディ・シェイプと同じものになります。いわゆるディンキー・サイズと呼ばれる、一回りサイズ・ダウンしたボディ・シェイプです。シェイプ・アップしたボディ・スタイルだともう一つ代表的なモデルで Beta (ベータ)という型番のモデルがありますけど、それとは違う、フェンダー・ライクなジャズ・ベース・スタイルで小振りになっているのがこのアトリエ Z JS5 というモデルです。

 

アトリエ Z JS5 の特徴はやはり何と言っても抱えやすさ。取り回しが本当に良いです。日本人のように体があまり大きくない方の体型に有利な点です。一般的な5弦ベースの特徴としてネックの質量が増えるので「音ヌケが良く無いな〜」と感じる方も多いようですが、ディンキー・サイズにする事によってオイシイ部分がくっきり見えやすくなったり、無駄な倍音が出ないのでサウンドがまとまりやすくなるというのが利点です。先ほどの M245 との相違点は、ボディ・シェイプに加え、プリアンプ、ボリューム・コントロールをカスタマイズして変更してあります。通常、フロント、リアの2ボリュームですが、上の一つのみがマスター・ボリュームとなります。このツマミをプルするとパッシブになります。で、その隣のツマミがバランサー、ミドルのブースト/カットのツマミ、2軸のトレブル/ベースのツマミ、ネックはサテン・ネックとなっています。

 

 

 

高橋(トミヨシミュージックスクール講師):(ネックを触りながら)これ、良いですね。ずっと触っていたいですね笑。気持ち良いです。

 

 

 

サテン・ネック仕様もアトリエ Z JS5 ならではですね。それでは、音を聴かせて頂いても良いでしょうか?

 

 

 

(試奏をして)アトリエ Z ってブーストをマックスにしても全然嫌な感じしないんですよね。

 

 

 

そうですね。特に最近のアトリエ Z は本当にそんな感じですし、特にこのアトリエ Z JS5 だとその特徴が凄く出ると思います。

 

 

 

じゃあ、ちょっと極端ですけどブーストをフル・マックスにしてスラップをやってみたいと思います。(様々なセッティングで試奏)

 

 

 

今まで高橋さんが弾いてきたアトリエ Z の他のモデルと比べて JS5 はいかがでしょうか?

 

 

 

僕もアトリエ Z の5弦ベースを持っているんですけど、正直言うと JS5 の方が弾きやすいです。これ欲しくなっちゃうくらい。ボディ・シェイプはかなり影響していますね。見た目では分かりにくい部分ではあるんですけど、抱えてみると凄く体に収まってくれる感じですね。左手のストレスも無いです。実際に持ってみると「あ、こんなに小さくて弾きやすいんだ」と実感出来ると思います。

 

 

 

ディンキー・サイズのボディ・シェイプというのは、あまり変わらない様で凄く効果がありますよね。ただ見た目のフィーリングはそんなに変わりませんし、ベータになってくると24フレットというのがデフォルトの仕様になってくるので、好みが大きく分かれてきてしまうと思います。そこの中間を狙ったモデルにはなっているかと思います。コントロールの感じはどうでしたか?

 

 

 

凄く効きが良いんですけど、利き過ぎないというか、自分の気持ち良いところでちゃんと止まってくれるというところがあります。ブーストのツマミは凄くスラップに向いているというか。多分70年代のベースを尊敬して作っているんだろうなというのを感じます。ミッドもちょっと持ち上げるだけでも音が前に来てくれる良いコントロールだと思います。ミッドをコントロール出来るアクティブ・ベースって実はあまり無いんですよね。

 

 

 

アトリエ Z の代表機種 M245 を弾いてみた! 【ATELIER Z M#245】

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原(クロサワ楽器店販売員):ご紹介しますのが国産のコンポーネント・ブランド(※注1)の代表的メーカーであるアトリエ Z の代表機種 M245 ですね。当店でもカスタム・オーダー含めアトリエ Z の商品を取り扱っていますが、こちらの5弦ベースのモデルもありますので後ほど M245 と比べて頂きながら音を聞いて頂ければなと思います。

 

 

 

高橋(トミヨシミュージックスクール講師):はい。

 

 

 

M245 は皆さん良くご存知と思いますがフル・サイズのボディ・スタイルですね。オリジナルのピックアップ(JBZ-4)だったり、アトリエ Z オリジナル・ブリッジ、2ボリューム、2バンド・イコライザーになっています。いわゆる70年代のフェンダーのスタイル、80年代、90年代に一世を風靡したアクティブのジャズ・ベース・サウンドがアトリエ Z のテーマになっています。「アクティブ・ジャズベといえば」という皆が求めるサウンドがアトリエ Z の真骨頂です。日々進化をしつつも、このスタイルを守っていたり、クオリティの高さだったりがアトリエ Z の人気の秘密でもあります。高橋さんもアトリエ Z をお使いだと伺ったんですが?

 

 

 

そうなんですよ。僕も昔からアトリエ Z のユーザーでして。初めて買ったベースがアトリエ Z の5弦ベースだったんですよ。アトリエ Z のユーザーである日野”JINO”賢二さんやゼノン石川さんにお逢いする機会が何度かあって、アトリエ Z の魅力に取り込まれてしまって若い頃から「良いな〜あの音、格好良いな〜」と思って手を出してしまいました笑。

 

 

 

そうですよね。いわゆる”格好良いサウンド”っていうのがアトリエ Z の真骨頂だと思いますね。じゃあ、色々試して頂きながら…。ピックアップやプリアンプを操作して頂きながら音を聴かせて頂いてもよろしいでしょうか?(試奏を挟み)やはりアトリエ Z を象徴する、ワイドレンジでクリアかつアクティブ・サウンドを生かしたキレのあるトーンですね。

 

 

 

そうですね。まさにアクティブという感じのベースですよね。

 

 

 

アクティブであるからこそのアドバンテージを活かし切ったトーンだと思います。日本製にあるような作りの精巧さ、頑丈さというのも他の海外製ブランドには無いアトリエ Z の良さです。ヘッド裏に Z TUNING SYSTEM と書かれているのですが、この M245 なども初期設定から弦高も低く設定されています。多くのブランドは入荷してからお店で調整をするのですが、アトリエ Z に関してはほとんど調整する必要がありません。入荷時からかなり細かいセットアップやってきているというところも凄く好感が持てます。通常は弦高を低くするとテンション感が気になったり、不必要なバズが出たりするのですが、良い意味でそれらを感じさせず、良質なプレイアビリティや程良いバズを感じる事が出来ます。

 

 

 

(※注1)コンポーネント・ブランド
少人数で一つ一つ職人が手作業で製作を行っているメーカー・ブランドの事。