GIBSON

ネックスケールが違うことよるエレキギターへの影響

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スケールと聞いてメジャーやマイナーといった音階のスケールを最初に浮かべる方が多いかもしれませんが、今回はネックスケール、つまりネックの長さによってエレキギターにはどのような影響がおこるのかに焦点を当ててみようと思います。ネックスケールとはナット~ブリッジまでの長さであり数ミリ~数センチの違いですがネック7割りボディ3割り(パーツによる差は別にして)と言う人がいるほどネックが出音に及ぼす影響は大きいものがあります。

 

 

長さは約648mm。ストラトキャスターやテレキャスターなどのFender系ギター、ボルトオン構造のギターに多く採用されているスケールです。適度なテンション感があり音の立ち上がりが早い、ピッチも安定しやすくテンションコードなどを弾いても音の分離がいいと言われています。

 

 

 

長さは約628mm。レスポールやSGといったGibson系ギター、セットネック構造のギターに多く採用されているスケールです。ロングスケールより少し短くその分暖かみのあるサウンドが特徴。ロングスケール同様エレキギターにおいて代表的なスケールになります

 

 

長さは約609mm。Fenderムスタングやキッズ向けギターに多く採用されているスケールです。このスケールになるとフレットの感覚が極端に狭く感じネックを握った感覚も上記2つのスケールとは違うものがあります。音も独特ですが日本を代表するギタリストchar氏はムスタングがあったから名曲smokyは生まれたと仰っています。

 

 

 

音楽の多様性に伴いギターは進化してきましたがFender、Gibsonについでメジャーになったブランドの一つにPRS(ポールリードスミス)があります。そのPRSが独自に採用したのが約635mmのスケールでした。基本構造的はレスポールですがロングスケールの良さを組み合わせたネックを採用。ヴィジュアルにおいても音においてもオリジナルかつ幅広いジャンルで使用できることから瞬く間にシェアをのばしていきました。近年ではダウンチューニングが一般化しロングスケールよりさらに長い666mmのスーパーロングスケールやベースの音域まで出せるバリトンスケールまで登場しています。

 

 

 

構造や使われるパーツが違ってくるので一概には言えませんが全く同じ構造であればスケールが長くなるほどピッチは安定し、音の立ち上がりは早くトーンは明るくなっていく印象です。ミディアムスケールになると音の立ち上がりが少し遅い分ダークで太い音になりフィンガリングは楽になっていきます。ピックアップや使われる木材も重要ですがネックスケールによる違いに着目してみるのも面白いかもしれません。スケールはエレキギターに限らずサウンド・演奏性に多大なる影響を与え今も進化しているのでしょう。

 

GIBSON (ギブソン) / LIMITED EDITION SG NAKED (リミテッド・エディション SG ネイキッド)

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ボディ:マホガニー
ネック:マホガニー
指板:ローズウッド
フレット数:24フレット
スケール:628mm
ピックアップ:ソープ・バー P-90 ×2
コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ
ブリッジ:チューン・オー・マティック& ABR-1
ペグ:グローバー・キドニー
付属品:ギグバッグ
カラー:ナチュラル・サテン、ウォルナット・サテン

 

ピックガードやネック・バインディング、艶やかなカラーなどを一切排除した GIBSON (ギブソン) / LIMITED EDITION SG NAKED (リミテッド・エディション SG ネイキッド) は24フレットとなっており、現代の音楽シーンにもマッチする SG となっている。SG はダブル・カッタウェイとなっているのでハイ・ポジションも弾きやすく、非常に魅力的な演奏生だ。スケールやヘッド角も SG のそれで、独特のテンション感はチョーキングのやりやすさを感じさせてくれる。サウンド面では、P-90 ピックアップによるところが大きく、パワーは抑え気味でシャープさや中域の押し出しが魅力と言える。

 

GIBSON (ギブソン) / LES PAUL CUSTOM BLUE WIDOW (レス・ポール・カスタム・ブルー・ウィドウ)

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ボディ:3A キルト・メイプル (トップ)、マホガニー (バック)
ネック:マホガニー
指板:リッチライト
フレット数:22フレット
スケール:628mm
ピックアップ:490R (フロント)、498T (リア)
コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ
ブリッジ:チューン・オー・マティック& ABR-1
ペグ:グローバー・キーストーン
付属品:ハードケース、認定書
カラー:ブルー・ウィドウ

 

日本のディーラーがアメリカ・ナッシュビルの GIBSON CUSTOM (ギブソン・カスタム) の工場まで赴き、直接ボディ・トップ材を選定する”ハンド・セレクト”。このシステムでオーダーされたビンテージ・リイシューはよく知られているが、ハンド・セレクトによる全く新しい仕様のレス・ポール・カスタムがこの GIBSON (ギブソン) LES PAUL CUSTOM BLUE WIDOW (レス・ポール・カスタム・ブルー・ウィドウ)だ。このギターは名前の通り、ヘッドからボディまで全て青色のフィニッシュがされていて強烈なインパクトを放っている。厳選された 3A キルト・メイプルがトップ材に使用されている。ちなみに 3A というのはキルト・メイプルのランクで、5Aが最高ランク。パーツ類も青と相性の良いゴールド・パーツ、ヘッドのインレイはスプリット・ダイヤモンド・インレイという仕様で全体的にインパクトがある。サウンドはビンテージ系というよりは現代的でパワフルな印象。極上のボディ材に加えて、リッチライト指板、490R (フロント)、498T (リア)のピックアップの組み合わせが、音を深く歪ませてもボヤけず輪郭のはっきりとしたサウンドが得られる。弾き心地に関しては、太すぎず細すぎず、絶妙なネック、丸みを帯びた指板エッジが手に馴染み、レガート系のプレイを得意とするギタリストに好まれそうだ。ハンドセレクトは常にベストなボディ材が安定的に手に入るとは限らない。気になる人は売り切れてしまう前に手に入れる方が良いだろう。

 

 

GIBSON (ギブソン) / 1964年製 ES-335TD

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ボディ:メイプル
指板:ハカランダ
ネック:マホガニー
フレット数:22フレット
ピックアップ:# PAF×2
ブリッジ:ABR-1 ウィズ・ナイロン・サドル
ペグ:クルーソン・デラックス
コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ

 

オリジナル・パーツを多く残している非常に状態の良い、希少なビンテージの GIBSON(ギブソン)ES-335 です。現在は希少なハカランダの指板やオリジナルのピックアップ、工場出荷時からデフォルトで付いているビグスビーなど当時の姿をそのまま残しているビンテージ・ギターです。